2015年4月28日火曜日

リベンジ!今日こそベアボーンにUbuntuをインストールするぞ!

先週は,ベアボーンにUbuntu Server 14.04をインストールしようとして,ストレージeMMCのデバイスドライバがないためストレージを認識できず,インストールに失敗した.今回はそのリベンジ.今度はUbuntu Desktop 14.04をインストールする.ベアボーンLIVA MINTI PC KITへのUbuntu Desktop 14.04のインストールには実績があり,前回もインストールの一歩手前までは確かめている.





インストール前に固定IPアドレスを設定するのだが,設定方法がなかなか分からず苦労した.ネットに接続したら,あとはインストーラを起動するだけで無事インストール完了.しかし,随分と時間がかかった.インストール後,SSHサーバをインストールするのだが,これもまたインストール方法がわからない.結局,ソフトウェアセンターを起動してopenssh-serverを検索して選択するだけでインストールできた.
ネットワークの設定にせよ,SSHサーバのインストールにせよ,やり方がよくわかっていないところへもってきて,タイプミスやちょっとした操作ミスがますます状況を混乱させた感じがする.このあたりは今後問題になりそう.それと最も大きい問題は,対処方法を探そうとはせずに,ずっと待っていたり,他のことをしていること.実験に参加していない.これが一番深刻な問題だけれど,そのあたりについては訓練していないから仕方ないのかなとも思う.
さて,SSHサーバがインストールできたら今度はサーバの起動.ところが,これがまたよくわからない.GUIは諦めてコマンドで起動としたが端末の起動方法がわからない.さんざん検索した結果,左メニューの一番上にある検索ボタンをクリックして「端末」と入力したら端末アイコンが出るのでそれをクリックして端末を起動.このあたりは知らなかったら絶対にできないな,と感じた.Ubuntuは使いやすいんだか使いにくいんだかよくわからない.
/etc/ssh/sshd_configを編集してPermitRootLoginをnoに設定.これもviの使い方がわからないため,なかなか前に進まない.かろうじて修正してsshdを再起動.

sudo /etc/init.d/ssh restart

 不思議なことに,何もメッセージが表示されないんだねUbuntuは.うまくいったのかそうでないのかさっぱりわからない.その後,WindowsPCからTeratermで接続テストOK.しかし,CentOSでは確か,/etc/ssh/sshd_configに接続可能ユーザをAllowUsersで列挙しはずだが・・・.これは,書かなかったらすべてのユーザがSSHにログインできるらしい.したがって制限したかったら書けばよいということ.
ひととおり確認した後でPC端末からrebootをかけたりhaltをやったりいろいろ試してみたが,どうも挙動が不審.まあいいか,ということで,キーボード(USBタイプの)やディスプレイを外してネットワークだけ接続して電源を投入.



ところがこれが動かない.PCからTeratermで接続してもpingを打っても応答なし.しかたなく電源を落として,キーボードやディスプレイを接続して再度電源投入.


これで何とか起動してPCからも接続可能.しばらくはこのままで様子を見ようということで今日はここまで.とにかく疲れた.でも,UbuntuがインストールできてSSH接続までやったのだから良しとしよう.次回は公開鍵と秘密鍵を作ってSSHの公開鍵認証を行い,その後VPNサーバをインストールする.







2015年4月22日水曜日

ベアボーンにUbuntuをインストールするぞ!

今日は第2回目のゼミです.ベアボーンにUbuntuをインストールします.ベアボーンとは,パソコンの組み立てキットの一種で,HDDやメモリなど一部の部品を取り付けることで完成するものです.今回使用するベアボーンはLIVA MINTI PC KITです.これは,2GBのメモリと64GBのストレージ(eMMC)が既にオンボードで組み込まれているため,何もしないでもそのまま動きます.ただし,ベアボーンにはキーボード,マウス,ディスプレイ,DVDドライブといったI/O装置の類は一切ありませんので準備しなければなりません.キーボード,マウスはUSBの無線タイプ,ディスプレイはRGB端子で接続します.DVDドライブは外付けタイプをUSBで接続します.NICだけはさすがについています.





必要な装置を取り付けたらいよいよOSをインストールします.今回インストールするのはUbuntu 14.04 64bit版です.VPN Serverを構築するのでサーバ版をインストールします.インストール後の作業は以下の通りです.
  • ユーザ登録
  • SSHサーバのインストール
  • WindowsPCからTeratermでSSH接続(公開鍵認証)
これらの作業については「UbuntuにSSHサーバーをインストール」というサイトが役に立つかもしれません.





やってみてわかったことですが,Ubuntu Server は,このベアボーンのストレージデバイスeMMCをサポートしていません.デバイスドライバが入っていないみたいです(「ECSのLIVA-B3-2G-32Gにubuntu-server14.04 を今度こそインストール」).Ubuntu Desktopはサポートしているようです.なので,次回はDesktopをインストールすることにし,今回はUbuntu DesktopのISOイメージをDLしてDVDに焼くところで終わりです.

DLしたDVDからインストーラが起動するところまでは試してみました(この画面がでるまで結構時間がかかります).

2015年4月15日水曜日

いよいよゼミが始まります!

新年度を迎え,いよいよ今日からゼミが始まります.ゼミ生も4年生になって,就職活動にも励んでおり,ゼミと両立することは大変でしょう.しかし,就活を理由にゼミをおろそかにすることはできません.そのことを肝に銘じて頑張りましょう.
さて,初回のメニューは次の通りです.

  1. ゼミブースのPCにアカウントを登録する
  2. スマホにGoogleカレンダーアプリをインストールする
  3. 今後の計画を確認する
  4. SoftEthe VPN Client をインストールして実験室ネットワークに接続する
  5. 家から実験室内LANに接続できるか確認する
 今日は1から4までやります.5は次回までの宿題です.また,スマホで実験室のネットワークに接続し,ファイラーを使ってファイルサーバにあるファイルを閲覧したりファイルを保存したりできるか確認してきます.それにはAndroid版のファイラーを探す必要があります.Androidのファイラーには様々なアプリがありますが,必要なのはWindowsのファイルシステム(実際にはLinuxのSamba)にアクセスできるファイラーが必要です.iPhoneで言えば,Documentsのようなアプリです.




このビデオはスマホのVPN設定を行い,ファイラーを使ってスマホ内の画像ファイルをVPN接続先のネットワーク内に置かれたファイルサーバへ保存するまでの操作を録画したものです.使用したスマホのOSはAndroidで,使用したファイラーはESファイルエクスプローラーです.
一方,iPhone+Docementsでスマホ側の画像ファイルをファイルサーバへアップロードするには,
  1. ファイルサーバへ接続する
  2. 編集をタップする
  3. アップロードをタップする
  4. Documentsをタップする
  5. 必要なファイルを選んでアップロードをタップする
とします.