18. Install as a service:
さあ、では、マニュアルの”18. Install as a service:”に従って設定を行います。とは言っても、このマニュアルに書いてあるのはたったこれだけです。copy the init script dcm4chee_init_redhat.sh to /etc/init.d/ and adjust it according your installation location of the archive and the JDK and under which user the archive application shall run.これでは、正直何をしていいのかわかりませんので、ここで詳細に説明します。
まず、起動スクリプト$DCM4CHEE/bin/dcm4chee_init_redhat.shを/etc/init.d/へコピーします。
# cp $DCM4CHEE/bin/dcm4chee_init_redhat.sh /etc/init.d/次に、この起動スクリプトを環境に合わせて編集します。起動スクリプトファイルをviエディタで開くと、次のような記述が24行目あたりにあります 。
#define the user under which jboss will run, or use 'RUNASIS' to run as the current userまず、JBossがどのユーザ権限で実行するかを指定する環境変数がJBOSS_USERです。ここでは、RUNASISを指定して現在のユーザで実行することにします。
JBOSS_USER=${JBOSS_USER:-"pacs"}
#make sure java is in your path
JAVAPTH=${JAVAPTH:-"/usr/java/jdk/bin"}
次に、JAVAPTHですが、これはJAVAのbinディレクトリを指定する環境変数なので、$JAVA_HOME/binを指定することにします。編集が終わったら保存し、次のようにしてシンボリックリンクを作成します。
# ln -s dcm4chee_init_redhat.sh dcm4cheeこれは、起動スクリプトの名前が長いので簡潔にするための作業です。次に、作成したシンボリックリンクを自動起動させるために次のコマンドを入力します。
# chkconfig --add dcm4cheeここで、chkconfigは、サービス自動起動を設定するコマンドです 。--addオプションでコマンドを追加すると、/etc/rc.d/rc3.d/内にSで始まる起動コマンドが作成されます(実際には/etc/rc.d/init.d/dcm4cheeへのシンボリックリンクです)。次のchkconfig dcm4chee onは、現在のRUNレベル(マルチユーザモード)で再起動時に自動起動する設定です。こうして設定が完了したら、次のコマンドでサービスを起動します。
# chkconfig dcm4chee on
# service dcm4chee startサービスを停止するには、stop、再起動するにはrestartとオプションを入力します。以上でサービスとして起動する設定は終わりです。
完成
これで,PACSサーバの構築が完成しました.早速ブラウザでPACSビューアを起動してみます.URLは以下の通りです.
http://172.16.108.100:8080/dcm4chee-web3/しかし,weasisが起動しません.調べてみるとjavaが入っていません.javaが入っているかどうかはコマンドプロンプトで
java -version
とすればわかります.コマンドが認識されなければjavaは入っていません.javaの公式サイトからダウンロードします.
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/jdk8-downloads-2133151.htmljavaのダウンロードは複雑です.何をダウンロードすればよいのかわかりにくいです.ここでは,JDKをダウンロードします.JDKとはjavaの開発キットです.weasisを動かすだけならばJRE(javaランタイム)だけでもいいのですが,ここでは開発キットをインストールしました.上記サイトから32bitのOSならWindows x86を,64bitのOSならばWindows x64をダウンロードします.
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